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どうぞ楽しんでください。
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Buffalo Springfield (ATCO Records 33-200 Original MONO)
¥12,000
SOLD OUT
Sit Down I Think I Love You - Buffalo Springfield https://youtu.be/NTOfw-yg1tI Baby Don’t Scold Me - Buffalo Springfield https://youtu.be/IBpVOflZCso ”Buffalo Springfield” ATCO Records 33-200 Original MONO 半世紀前の日本は、まだ熱っぽくてざわついていた。そんな空気の中でヒットしたのがバッファロー・スプリングフィールドの「For What It's Worth (Stop, Hey What's That Sound)」。もちろん僕らは後追いだったが、なんとなくFEN(米国軍極東放送)から頻繁に流れていたようにも思う。 さて、その「For What ~」のおかげでバッファローのファースト・アルバムは4ヶ月後に曲を入れ替えて再プレスされた。このLPはそのオリジナル。僕はスティルスのちょっとソウルを意識した曲が好きなのだが、ふと「飛ばされた曲はどれだっけ?」と気になった。それが「Baby Don’t Scold Me」、ほかに外してもよさそうな曲があるのだが、ニール・ヤングあたりが反対したのだろう。スティルスの曲を入れるので、スティルスの曲をはずす。それも「ビートルズのワンフレーズが気になる」のが理由だったようだ。 50年前(バッファローは56年、氷菓は55年前)の熱を思い出すのと知らないのでは、どちらも印象が違うんだろうな、と思う熱い日の1枚。 ※探してもそうカンタンに見つからない1枚デス。
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Wouldn't It Be Nice (Vocal Only) - The Beach Boys
¥2,000
SOLD OUT
SUBPOP SP363 https://youtu.be/a-7mcMSnWUo Bの棚にビーチボーイズの発売中止になったSUBPOPのシングルがあった。 音源はGood Vibration BOXに入っていたものだと思うが、フランスのSUBPOPが許認可後回しで発売、でも結局許可が降りずに、たぶん回収されたような話だったと思う。 「素敵じゃないか」のオケを切ってボーカルだけにしたバージョン。これがペット・サウンズ期のビーチボーイズの仕事(バックはビーチボーイズじゃないから)というわけ。 ボーカルとコーラスだけでもここまで聞かせる彼ら。やはりすごい。
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Everything But The Girl - Come On Home
¥1,000
SOLD OUT
https://youtu.be/NPT7O_PaiGw Come On Home (12 inch) blanco y negro / WEA Records ngt 21 t 1986 たしか86年のクリスマス・シーズンに出された12インチシングル。 オシャレ系に大人気だったエビシンバッザガールが、今年(2022年)復活するというので、順次放出するつもり。 後から出たのはWEA盤だが、これは初期のブランコ・イ・ニグロ盤。 たしか六本木WAVEで購入した1枚。
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Donovan (w/ The Jeff Beck Group) - Goo Goo Barabajagal (Promo RP)
¥2,500
SOLD OUT
Goo Goo Barabajagal - Donovan with Jeff Beck Group https://youtu.be/p0r0FG2DLRc 「グー・グー・バラバジャガ」は天使と出会った女性の名で、元は天使(彼)の名だったけどいまは私(彼女)の名……と、雑訳するのも辛いほどどーでもいい内容。バラバジャガってのはビートルズの「I am the walrus(これも意味不)」に出てくる「Goo goo g'joob」という歌詞(なのか?)からインスパイアされたのだそうだ。 歌にはハーブの伝承やらお香を炊きながらのお茶だの、思わせぶりなフレーズが散りばめられているけれど、意味はあったのだろうか? ……と思っていたが、どうやら分かる人にはわかるらしい。 バックはロッド・スチュワート抜きのジェフ・ベック・グループ。ピアノにニッキー・ホプキンス、コーラスにスージー・クアトロとレスリー・ダンカンという豪華な無駄遣い。そういや録音時にギターが届かず、ドノヴァンがレンタルした、なんてハナシも。ベースはロン・ウッド、ドタバタと五月蝿いミック・ウォーラーのドラムが時代っぽくていい。 盤はアメリカ・エピックのプロモモノ。ラジオステーションコピーということで、LPに比べ音圧があって中域がちょい厚め。AM用ですね・
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TAKUMI - Fragments Of Time (PROMO 45rpm)
¥2,000
SOLD OUT
DAWN ~ Fragment Of Time - TAKUMI https://youtu.be/u_cgKLhZ4fo 1984年はアップル「Machintosh」登場の年で、東銀座の首都高脇にあったPOPEYEの仮編集部で実機に触った時、未来に触れた気がした。 マッキンは当時70万くらいしてとても買えず、初めてのアップル「Machintosh Classic(90年発売、20万円くらいだった)]を手にするのはまだ先のこと。 その84年にキヤノンのCM(T-70)の音楽をやっていたのがTKUMI、CFは大友克洋のアニメーションと相まってやたら格好良かった(カメラの人気はそれほどでもなかった気がする)。発売元のサウンドデザインは、確か喜多郎かその親族(89Xだったような)の会社で、いまは亡きエイベックスの地所の角に建つペンシルビルの中にあった。 TAKUMIは岩崎工といって、それ以前に日コロからアルバムを出していたFILMSのメンバー。このアルバムは当時のテクノポップの様子を知るにはもってこいのサンプルで、[ビデオフォーンがなければ彼女の浮気に気づかずに済んだのに]とか[リニアジェットで週末旅行デートしよう]とか、[トーキョー・メトロポリタンを歩くガスマスクに酸素ボンベの人たち]とか、イノセントなユートピアやディストピアを一所懸命ドラマにしようという姿勢がこそばゆかった。 そういや1984年、マックの広告はジョージ・オーウェルの「1984年」をテーマにしたものだった。ビッグブラザーによる監視社会は、おとなり中国ですでに未来の話ではなくなっている。
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Cuff Links - Tracy
¥1,500
SOLD OUT
Tracy - Cuff Links https://youtu.be/Cwv8KNJ0VZg 曲は69年のヒット。といっても全米9位。でもいまに聴き継がれているのは、ボーカルのロン・ダンテの魅力に尽きるといってもいい。明るく、優しく、染み入る声。これは天性のものだ。でもここからは、そう言っても声だけじゃ売れない、という悲しい話になる。 ロン・ダンテ。セッション・ボーカリストという日本じゃ聞き慣れない職業だ。コーラスじゃなく、リードボーカルのセッションマンなんてオカシイと思うけど、彼の履歴を見て納得。もともとドン・カーシュナーのスクリーン・ジェムスに就職してデモ曲の歌手をしてたという。でも望みはヒット歌手になること。精力的にシングルも出してみたものの、まったく当たる気配がない。そんな彼が「いける」と思ったのがジェムスのポール・ヴァンス(Paul Vance)とリー・ポックリス(Lee Pockriss)。シャングリラスのLeader of the Pacのアンサーソング「Leader of the Laudrotmat(https://youtu.be/Qi5yDBvYUcE )」。まあ、笑っちゃうくらいクソ曲だけど、このあたりから目立つようになり、69年が来る。 69年、モンキーズに裏切られたカーシュナーが絶対に言うことをきくバンド、アーチーズのリード・ボーカルにロン・ダンテを抜擢する。「Sugar Sugar(https://youtu.be/h9nE2spOw_o )」はナンバー1ヒットになるが、アニメが男性3名女性2名だったため、カーシュナーは「アニメに似た」適当な若者を集めてきて写真を撮った(http://comforttv.blogspot.jp/.../the-chronicles-of... )。もちろんここにダンテはいない。 ほぼ同時期にヴァンス=ボックリスも適当なメンバーで「カフ・リンクス」を作り、ロン・ダンテをメインに据える。シングル「Tracy」は全米9位。これに気を良くして作ったアルバムが、これだ。ここにもダンテはいない。 首謀者のヴァンス、古くは「Itsy Bitsy Teenie Weenie Yellow Polka Dot Bikini(ビキニスタイルのお嬢さん)」を書いてるし、トレイシーと同年にはアストラッド・ジルベルトに「I Haven't Got Anything Better To Do:あなたと夜を(https://youtu.be/-CPz00MeZ80 )という名曲を提供してる。 ボックリスもシェリー・ファビュレーの「Johnny Angel(https://youtu.be/wwIYSofgpY0 )の作者だ。カフリンクスのアルバムにも「I Remember(https://youtu.be/XThGxumbUZ0 )」といういい曲がある。 ヒットメーカーと売れっ子ボーカリストの組み合わせ、次々と流行るかと思ったらあっという間におしまい。ダンテもセッションマン気分だったんだろう。途中で辞めたためカフ・リンクスのセカンドにはダンテの声がない。だからまったく別のグループに聞こえる。 それでもセッション・ボーカリストとして2曲も大ヒットを放ったんだから、満足すべきかも知れない。しかしライバル(と思ってたかどうかは知らないが)トニー・バロウズは翌70年、ほぼ同時期に4曲大ヒットを歌ってる(何度も書いたがエジソン・ライトハウス、ファースト・クラス、ホワイト・プレインズ、フラワー・ポット・メン)。一方ダンテは生涯(ってかいままで)3枚のアルバムと25枚のシングルを出して全部はずしている。 一方ダンテは72年にバリー・マニロウを見出すし、私財をはたいてファーストアルバムを制作。これはベルから出たが自主制作だという。セカンドの「Monday(https://youtu.be/AvGpvQbkccE )」が大ヒット。どっちかというとプロデューサーの実績のほうが目立つという中途半端な結果になってしまったが、彼の声は、いつ聴いても幸せな気分にしてくれる。
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Hey Nineteen - Steely Dan
¥2,000
SOLD OUT
https://youtu.be/lZkIO-mNu-w ※スティーリー・ダンのプロモシングルはどれもステレオ/モノ仕様。 天才エンジニア、ロジャー・ニコルズの真骨頂だと思います。 --------- 『ガウチョ』収録のこの曲は、中年男が若い女の子に失望する、という歌。 -- Hey nineteen That's 'Retha Franklin She don't remember the Queen of Soul It's hard times befallen The sole survivors She thinks I'm crazy But I'm just growing old -- 19歳の女の子がアレサ・フランクリンを知らないなんて、と、驚きと失望から、自分が歳をとったことを思い知るところが好き。 それにも増して、聴く度にエンジニアのロジャー・ニコルスによる録音に ”シビレ” る。個人的に彼らの魅力の50%以上はニコルスの手によるものだと思っている。 プロモ・シングルは片面がモノラルで、上のリンクのようにモノでもすべての音がはっきりと定位し、逆説的だがフィル・スペクターが「音楽はモノだ」と言った、その証明になっているとも思っている。 モノ慣れしてくると、音が右左にバラバラあるのが鬱陶しく感じるようになるから、不思議。
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Border Town - The Souther-Hillman-Furay Band (Promo Stereo/Mono)
¥1,000
SOLD OUT
Border Town - The Souther-Hillman-Furay Band (Stereo) https://youtu.be/bg-EVO6pNjo ASYLUM Records – E-45217X 1974 アサイラムが鳴り物入りで売り出したサウザー・ヒルマン・フューレー・バンドのファースト・シングル。ジョン・デヴィッド・サウザーとクリス・ヒルマン、リッチー・フューレーの3頭スーパーグループで、シングルも結構格好良かったのに、不発だった。 もともとイーグルスへの曲提供とかでソングライターとしては重鎮ながらソロが売れないJDサウザーの救済策的なグループだったらしい。しかしアルバムも2枚でおしまい。実にもったいないことをした。 ※LPも出します。お問い合わせを。
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Steeleye Span Almanack - Steeleye Span
¥1,500
SOLD OUT
The Hills Of Greenmore - Steeleye Span https://youtu.be/rKZ8Z8hfdoQ Lowlands Of Holland - Steeleye Span https://youtu.be/H2nQOHCdWGw "Steeleye Span Almanack" CHARISMA Records フェアポート、ペンタングルと並ぶブリティッシュ・トラッド(エレクトリック・トラッド/フォーク)のバンドながら、やたらとメンバーチェンジが激しくて、僕はオリジナルの1〜2枚目をコンピしたこのアルバムがいちばん愛着がある。 フェアポートを辞めたアシュリー・ハッチングスが作ったトラッド原理主義なバンドで、伝承へのこだわり方は半端ない。音楽的にも魅力的なフェアポートやペンタングルとは一線を画した頑なさが、好き嫌いを分けるバンド。 買ったのは、新宿西口大ガードから青梅街道に入るあたりにあった、たしか「吉田レコード」とかいう名前の店だったことをなぜか覚えている。